司法制度改革の行方
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
最近、弁護士試験についてのニュースが目につきます。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080125AT1G2501825012008.html
2002年に閣議決定された司法制度改革推進計画。この計画によると、年間3,000人の合格者を目指す、とされていました。
しかし、どうやら、この数字は多すぎると判断されたようです。
個人的には、何を今さら言ってんだか、とも思いますが。
最近は、せっかく弁護士になっても就職先がなく、「ノキ弁(軒先弁護士)」、「タク弁(自宅弁護士)」、という言葉も生まれました。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071118AT1G0501Q17112007.html
明らかに供給過剰状態です。
何らかの対策は、絶対に必要だと思いますが・・・。
現在のロースクールもそうでしょうし、これからの裁判員制度もどうなっていくのか、非常に先行きが不鮮明な状態です。改革が、実は改悪だった、ということにならないよう、内容をよく検討してもらいたいものです。
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