ねんきん特別便・・・責任取らずツケだけ回す?
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
最近、社会保険庁の「ねんきん特別便」のニュースを読むたびに憂鬱な気分になります。事前に内容の検討とか、チェックとかしていなかったのでしょうか?
当初の予算は、158億円、だったそうです。
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2008012302081591.html
そんなにお金かけて、財源大丈夫なのかと思っていたのですが、更に、予算が増えるようです・・・。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20080123-OYT8T00213.htm
再送付費用は、1億7千万円、だそうです。
この財源って、結局、税金なんですよね。年金の電話相談のバイトの件もそうでしたが、もう少し工夫すれば、ムダ使いを少なくできるはずだと思います。もしかしたら、この役所には、コスト意識というものが本当にないのではないか、と思ってしまいます。
それにしても、一体、今までの失敗に対する責任は、誰が取ってくれるのでしょうか?責任感なき役所が垂れ流す失敗のツケを、税金で払わさせられるのは、いい加減に勘弁してもらいたいのですが・・・。
そして、役所が所有している施設を、安値で叩き売っているようです。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080125AT3S2401424012008.html
やっぱり、この役所にコスト意識はないですね。
税金を払っている身としては、やってられません。
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