会社法の概要
28日は、(社)日本経済団体連合会経済本部経済法制グループ副長兼税制・会計グループ副長の小畑良晴先生による、「会社法の概要」の研修に出席しました。
研修中に先生もおっしゃられていましたが、会社法の概要といっても内容が膨大なため、2時間半の研修ではポイントを絞っての説明となりました。
会社法の改正後(研修中に施行は来年5月とおっしゃられていましたが・・・)、決算書の資本の部が「純資産の部」に替わるため、そのイメージを具体的にお教えいただきました。
どうも今までのイメージがあるため、変更当初は戸惑いそうですが、早めに慣れるようにしないといけないですね。
あとは、会社法制定により設計が可能となる買収防衛策についてもお教えいただきました。種類株式や新株予約権を利用したものですが、わかりやすくまとめていただいていましたので、非常にわかりやすく参考になりました。
最近は、IT企業やファンド会社などによる買収騒動が多いですが、これらを利用した買収防衛の対策も今後増加してくるかと思います。しかし、買収のニュースを聞くたびに思うのですが、金はあるところにはあるものなんですねえ。本当に資金源が日本に全てあるのかどうかは、疑問に思いますが・・・。
いよいよ、来年施行予定の会社法ですが、実務に直接影響してくるのはこれからなので、乗り遅れないよう更に勉強していきたいと思います。
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