天地神明に誓って脱税ではない・・・

　名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。

　（名古屋市にある会計事務所です！）

　母親からの偽装献金疑惑で責任を追求されている首相ですが、今日の国会で、「天地神明に誓って言ったことだ。それが違うという事実が出てきたら当然、（国会議員）バッジをつけている資格はない」と話したとのことです。

＜ＮＩＫＫＥＩ　ＮＥＴ　より＞

偽装献金、首相「脱税にあたらず」　事実違えば辞職も

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100121ATFS2100V21012010.html

　ニュースで発言している場面も見ましたが、あまり胸を張って主張できることではないですよね。悪質だったかどうかはともかく、納税すべきものを今まで納めていなかったわけなのですから。

　例えば住宅資金の贈与を親から受けていたことを申告せずにいたところに、税務調査が入って発覚した場合、「天地神明に誓って親から贈与を受けていたことは知らなかったのです」、なんて調査官に言い訳したらどうなるんでしょうか？税務調査の結果がどうなるかはわかりませんが、雰囲気が悪くなることは間違いないでしょう。

　この辺りの影響を考えて発言してもらいたいものです。

　なんといっても、一国の総理大臣なのですからね。

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