劇画 トヨタ喜一郎 復刻版
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
名古屋駅の近くに、「産業技術記念館」という建物があります。
HPには、設立目的として、こう書かれています。
<設立目的>
明治44年、トヨタグループの創始者・豊田佐吉が自動織機開発のための実験工場として「豊田自働織布工場」をこの地に開設しました。その工場が旧豊田紡織(株)本社工場となり、さらに(株)豊田自動織機製作所やトヨタ自動車工業(株)の設立総会が開催された、トヨタグループ発祥の記念すべき場所です。そこに、大正時代の赤レンガ造りの工場建屋がそのまま残されてきましたのでそれらを貴重な産業遺産として保存するとともに、産業技術記念館として活用しています。
昔ながらの赤レンガ造りの建物は、雰囲気があります。中の展示物も大変面白く、子供と過ごすにはもってこいの場所です。
というわけで、私は、ここの年間パスポートも所有しています(笑)。
さて、先日、産業技術記念館を訪問して、売店を見ている時に、1冊の本が目に入りました。書籍の名前は、「劇画 トヨタ喜一郎 復刻版」。
価格も500円とお手頃でしたので、早速購入してみました。
一般書店では販売されていないとのことですが、こちらに概要は掲載されています。
http://www.tcmit.org/history/k_ayumi.html
トヨタ自動車の創設者である豊田喜一郎氏の生涯をまとめたものなのですが、劇画といって侮れません。感銘を受ける内容ばかりでした。
P85より
「やれるかやれんかじゃない!だれがやるか!だれがやるかなんだ!」
P89より
「こんなわしはあほうかもしれんが、こんなあほうがいなけりゃ世の中には新しいものは生まれんのだ!」
やっぱり凄いですね。
モノ造りの根幹を見た思いです。
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