売るに売れないアメリカ住宅公社債券?
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
アメリカの政府系住宅金融会社である、ファニーメイとフレディマックへ公的資金が注入されることになったわけですが、その後のアメリカでの株式市場は相変わらず迷走気味です。
しかも、この債権を日本でも保有している会社は多いようです。
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt238/20080909AS2C0900709092008.html
国内の主要銀行と農林中央金庫で、6月末時点で合計で約10兆円保有しているとのことです。新聞で金融機関ごとの投資状況を見ましたが、私も利用している銀行が2兆円以上保有しているのを見て、ちょっと不安になってしまいました。
そして、アメリカの財務省が、この債権について、直接、日本の金融機関へ個別に説明しているようです。
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt238/20080911AS2Y1100411092008.html
説明と言えば聞こえはいいですが、実際はどうなんでしょうか?
これ以上時価を下げるわけにはいかないんで絶対に売るんじゃねぇぞ・・・なんてことを言われているのではないかと個人的には想像してしまうのですが(笑)。
この問題、これからどうなるかわかりませんが、もし何かあった場合、決して対岸の火事では済みそうにないですね。これからは、自己防衛もある程度必要になってくるのかもしれません。
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