固定観念の打破
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
先日、新聞で、とある金融機関の記事を見かけました。
http://www.asahi.com/business/update/0620/TKY200806190304.html
この金融機関で住宅ローンを契約すると、金融機関の所属するグループ内の小売店で家電等を買うときに使える割引券をもらえるそうです。始めは、この割引のメリットの意味がよくわからなかったのですが、じっくり考えてみると何となく見えてきました。
住宅ローンの金利が、金融機関によって大差がない場合、この割引券はメリットの1つとなるかもしれません。しかも、住宅ローンを借りられる方は、家電を購入される可能性は大きいわけです。その家電を、自分のグループ会社で購入してもらえれば、まさしく一石二鳥でしょう。
果たして、このサービスが成功するのかどうかは、現時点ではわかりません。ただ、自社のサービスのメリットを最大限に生かせるような作戦を考えて実行していくのは、流石だと思います。
現在、私がお客様にご提供させていただいているサービスも、固定観念を崩して考え直せば、もっとお客様のお役に立てる方法があるかもしれません。あらゆる意味で、立ち止まっていてはダメだということを痛感させられた記事でした。
コメントは受け付けていません。