暫定税率と問責決議
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
今月に入ってから始まったガソリン狂想曲。
ガソリンスタンドでのガソリン単価は確かに下がりましたが、今後どのような展開になるのかは未だ不透明です。
単純に考えれば、与党側としては衆議院で再可決する方向で考えていることでしょう。そうなれば、暫定税率は復活し、ガソリンの単価も再び上がる、ということになるはずです。
そんなことになれば、単価が上がる直前のガソリンスタンドはパニックになるのではないでしょうか?私も、そんなことになるのなら、意地でも給油しに行くと思いますが(笑)。
それに対して、野党側である民主党の対抗策は、参議院での首相への問責決議案を提出することでしょう。ここまで暫定税率に反対して、混乱を招きながらも成果をアピールしてきた立場から考えれば、当然徹底的にやってくれるはずだと思っていたのですが・・・。
どうやら土壇場で躊躇しているようです。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080418ddm005010036000c.html
ここで引いたら、この1ヶ月は一体なんだったのか、ということになると思うのですが。確かに選挙も大事でしょうが、まず筋を通すことが先なのではないでしょうか?
これからの推移に注目したいとは思うのですが・・・。
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