借入金の返済猶予・・・実効性は?
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
最近、よくニュースで「モラトリアム」という言葉を見かけます。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20090929-OYT8T00340.htm?from=nwla
どうやら、中小企業などの借入金の返済猶予のことを指しているようなのですが、どうも定義がハッキリしません。担当大臣の話を聞いていても、どうもよく理解できません。
資金繰りが苦しい中小企業が多いのは事実だとは思うのですが、金融機関に対して返済猶予を行政が強制したらどのような状態になるのでしょうか?
ここからは、あくまで個人的な推測ですが・・・。
私は、金融機関は一層、貸付条件を厳しくすることになると思います。返済猶予している間に、貸付先が破綻して貸し倒れ状態になることは金融機関としてはリスクが高すぎるでしょう。
こうなると現在借り入れが出来ている中小企業でも借り入れができなくなる可能性が出てくるのではないでしょうか?この辺りをどう対策していくのかが、担当大臣の話を聞いていてもサッパリわからないのです。
これから、どのように決着するのでしょうか?
他にも優先事項は多いような気がしてならないのですが・・・。
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