定額減税は給付金方式?
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
現在、追加経済対策の内容として検討されている定額減税ですが、どうやら給付金方式を採用する方向のようです。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081028AT3S2601P27102008.html
支払うべき税金から減税するのではなく、文字通り減税分を給付する、ということのようです。個人的には、与党の政党が、減税分の金額をバラ撒いているイメージが浮かんでしまうのですが・・・。
定額減税という名目ですが、納税額が少ない低所得の納税者の減税がどのように取り扱われるのか、ということも非常に興味深く感じています。納税額より、給付される「減税額」が多くなる、などというケースも出てくることになるのでしょうか?
そうなると、もはや、「減税」ではなくなると思うのですが・・・。
しかし、30日に発表される予定の追加経済対策には、定額減税の詳しい内容は明記されないようですね。これから、どのように検討されていくのか、注意深く見ていきたいと思います。
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