定額減税 規模は2兆円超?
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
8月末の総合経済対策に盛り込まれたものの、規模も内容もハッキリしていなかった定額減税ですが、ようやく概要が見えてきました。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081021AT3S2001I20102008.html
じゃあ、なんで、「定率」減税は廃止したのさ・・・という疑問はともかく。
その規模は、2兆円超の見込みのようです。
果たして、この減税に景気浮揚効果はあるのでしょうか?
それ以前に、与党側からすれば、支持率浮揚効果があるのかどうかが一番気になるのかもしれませんが。しかし、この財源は一体どうするのでしょうね。
選挙対策の定額減税で、一瞬、所得税額が減ったとしても、その財源が赤字国債などを中心とするものだとすれば、選挙後には一体どうなることやら、と考えてしまいます。
個人的には、この減税にはあまり期待していません。
あらゆる意味で、ですが。
このような不安定な状況では、自分が出来る仕事を精一杯やるより他にありませんからね。そして、来たるべき選挙まで、できるだけ客観的な視線は保っていきたいと思っています。
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