愛知大学会計人会 「かわる事業承継(円滑化法を中心に)」
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
4日の夜は、愛知大学会計人会へ出席しました。
今回のテーマは、「かわる事業承継(円滑化法を中心に)」。
http://blog.livedoor.jp/kaikeijinkai/archives/51083379.html
先月は、私の発表だったのでブルーだったのですが(笑)、今日は受講する側ですので気が楽です。しかし、テーマは気楽なものでは決してありません。
最近、よく話題になっていますが、「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律」が、平成20年5月9日に成立しました。この法律の施行は、平成20年10月1日からとなります。
この円滑化法により、10月1日から取引相場のない株式等の取扱いなど、事業承継の仕組みが今までとかなり変化します。当然、仕組みが変われば税制も変わる、ということになります。
というわけで、平成21年度税制改正でまず改正された後、平成20年10月1日の円滑化法施行時点に遡及して適用される予定となっています。その意味でも、今年の年末に発表されるであろう与党税制改正大綱は、非常に気になる内容となります。
私も、来週、とある勉強会で、同じテーマで講師をする予定ですので、最近、資料を読み漁っているのですが、メリットもある反面、リスクもある制度ではないのかと徐々に感じてきています。
これからも更に、税制改正への対応策を練っていきたいと思います。
そのためのツールも、着々と揃いつつあります。
もし、気になる点がございましたら、是時、お気軽にご相談下さい。
コメントは受け付けていません。