景気悪化と物価上昇・・・スタグフレーションの実感
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
25日は、午前と午後にかけて、別々のお客様をご訪問させていただきました。試算表のご説明などをさせていただいた後に、現況をお伺いさせていただいたのですが、偶然お答えは同じでした。
それは、「かなり景気は良くない」、ということでした。
その上、物価は上昇しています。
商品を仕入れようにも、原価は上昇しています。その商品の売価に原価上昇分を上乗せしようとしても、景気が良くないため、値上げすると売上が顕著に落ち込んでしまいます。
そのため、売価を据え置くと、粗利益は当然減少してしまいます。
その結果、経営も苦しくなってしまう・・・。
完全に、スタグフレーションの連鎖状態です。
社内留保があれば、当分は凌げるかもしれませんが、いつまでもこのままではかなり厳しい状況になってしまいます。今年になって破綻した取引先も多くなった、というようなこともお伺いしました。
このような経営状況の判断から、この後の資金繰りの判断などをしておけば、あらかじめ対応策は打てるかもしれません。逆に、先行きが見えないことには、手も打ちづらいはずです。
対応策を打つための判断材料の作成などで、お困りのことがございましたら、お手伝いさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
ご相談は、メールにてお気軽にどうぞ!
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