アマチュアの祭典・・・ってホント?
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
最近、水泳選手の水着についてのニュースをよく見かけます。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200806070028a.nwc
特定のメーカーの水着を着ると、かなり記録が良くなる、ということのようです。ただ、この水着をオリンピックで着ることは供給契約を結んでいない現状では出来ないのでどうしようか・・・という問題のようですが。
一連の話を聞いていて、私は、ずっと違和感を感じています。
オリンピックって、アマチュアの祭典ではなかったのでしょうか?
なんで、アマチュアの祭典なのに、供給契約やらスポンサー絡みの話が出てくるのでしょうか?例えば、F1などでは、スポンサーを集めてくるのも実力のうちです。資本力のあるチームが、速いクルマを仕上げてくるのは、プロとして当然のことだと思います。
それと引き換え、アマチュアの祭典の基本的理念というのは、イコールコンディションで競争することによって、世界で誰が一番速いのか決める性格のものではないのでしょうか?そんな性格の大会で、ツールを自由に選択できないというのも、なかなか矛盾していそうで複雑な話ですね。
まぁ、オリンピックでの野球やサッカーに出ている選手を見ただけでも、とてもアマチュアの祭典とは思えないのですが、ここまでスポンサーや政治絡みの話題が多いと、さすがに幻滅してしまいますね。
というわけで、私は、北京五輪は見る気はありません。
ただ、例外として、中日ドラゴンズや名古屋グランパスから出場している選手を、ファンとして応援することはあるかもしれませんが・・・(笑)。
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