費用対効果についての一考察
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
4月4日です。
セ・リーグが開幕して1週間近くになりました。
同一リーグのチームから、最多勝投手と4番打者である外国人を補強したチームは完全にスタートダッシュに失敗したようです。本当に、これだからスポーツは楽しいのですが(笑)。
毎年恒例のように、外国人選手やFA宣言をした選手を高い金をかけて補強しているこのチームですが、毎年その分効果が出て優勝しているというわけではありません。
いつも思うのですが、選手にはピークがあります。ある年、いい成績を上げたからといって、必ず次の年も活躍するとは限りません。しかし、このチームはいい成績を上げた選手をその年に獲得するのです。
すなわち、一番高値の時に買っている、ということですね。
その選手が、活躍してくれれば問題ないのでしょうが・・・。
しかし、選手の中には、その球団に入ることによるステイタスや増加した収入に満足してしまう可能性もあります。契約期間が満了するまで、怪我なく無難に過ごせば、年棒はもらえるわけですから。
そのチームで活躍することではなく、そのチームに入団することが最終目的になってしまった選手には、その年の大活躍は期待できないでしょう。それぞれの選手の考え方もあるでしょうけれどもね。
獲得した選手が活躍してくれなければ、チームの費用対効果という意味では、最悪ということになります。獲得したことによる話題性で、広告宣伝効果があるのかもしれませんが。
というわけで、今年も私はナゴヤ球場の2軍で頑張っている選手を中心に応援していきたいと思います。地道に努力していた選手が、1軍に上がって活躍している姿を見るのは、私もとても嬉しいですから。
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