どこでも貸します?それじゃダメでしょ。
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
最近、新銀行東京の記事をよく見かけます。
記事を読めば読むほど、頭が痛くなってくるのですが・・・。
特に最近は、融資条件についての記事を見かけます。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080310-OYT1T00398.htm
要するに、イケイケドンドン状態のリスク度外視で資金を貸しまくって、回収できるかどうかは二の次だったということなのでしょうか。普通、金融機関の業務のキモは、回収方法だと思うのですが・・・。
金融機関は、融資については、貸し出し用の資金を調達して、調達したより多くの利息を付けて貸し出すことにより利益が発生します。当然、回収できなければ利益は出ません。
そもそも、貸し出し用の資金がどこから調達されているのか考えれば、何となくわかるような気もしますね。バックには役所がついているわけですから。
そして、損失が出たら、東京都の税金から補填する・・・。
責任があるのは、本当に元代表だけなのでしょうか。
そもそも、一体なんのための銀行なのでしょうか?
本当に、これからも必要なんですかね、この銀行は。
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