みずほコーポレート銀行 米メリルリンチへ出資
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
3連休明けの15日、とうとう日経平均株価は、14,000円を割り込みました。どこが底なんだか、私には、全くわかりません。元日の新聞に出ていた株価予想が、2週間しか経っていないこの時点で、見事に外れた評論家の方もいらっしゃると思うのですが・・・。
さて、事務所で夕刊を見ていて驚きました。
日本のみずほコーポが、米メリルリンチへの出資を決めたようです。
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?site=MARKET&genre=c1&id=AS2C1500Z%2015012008
米メリルリンチといえば、サブプライムローン問題の損失などから、資金的に余裕のある諸外国のファンドなどから出資を募っていました。しかし、まだ実際の損失がいくらなのか、ハッキリしません。
そのようなリスクの高いところへ、日本の銀行が出資するとのことです。しかも、自らも損失を被っている銀行が、です。これは何を意味するのでしょうか?
これまで、諸外国のファンドが出資したということは、これらのファンドとしては出資した法人が潰れてしまっては困るわけです。配当も利息も全額もらえなくなってしまいますから。そのため、経営が危機的になっても、恐らく支援は続けるはず、だから安心、と思って出資したのかもしれません。
あくまで推測ですけれども。
しかし、それだけリスクのある債権ですから、どれだけの金利で出資したのかは非常に興味があります。ハイリスク・ハイリターンは当然のことですから。あとは、この出資によって、自らの会社の経営が苦しくならなければ、結果として問題なかったことになるのでしょうね。
現時点では、私には結果が全く予想できませんが・・・。
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