これからどう進む?税制改正の行方
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
昨日、公表された政府税制調査会の答申を読んでいましたが、どうもハッキリしません。例えば、消費税は上げなきゃいけないけど、いつからどれだけ上げるのか、とまでは書いてありません。
現首相が、平成20年度税制改正では消費税率を上げない、と断言していましたので仕方ないのでしょうね。裏を返せば、選挙が終わって結果が出るまでどうなるかわからない、ということですかね・・・。
などと1人で考えていたところ、自民党の財政改革研究会についての記事を見かけました。
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities/idJPnTK003967320071121
この中間報告では、消費税の上げ幅が明記されているようです。でも、現状の与党は連立政権ですから、もう1つの政権与党に色々と気を使って大変なようですね・・・。
ただ、現状のねじれ国会の状態で、どのような税制改正大綱がまとまるのか、そして国会でちゃんと法案が通るのか、全く予想が出来ません。恐らく、色々な駆け引きが行なわれているとは思いますが・・・。
今後の税制改正の行方は要注目ですね。
何が起こるのか、全く予想できませんので・・・。
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