粉飾の論理
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
連休ということで、仕事をしながら、休憩がてら読書もしています。
買い込んで、読んでいない本が溜まっているということもあるのですが。
読んだ本の中でも、一番面白かったのは、これです。
- 高橋 篤史
- 粉飾の論理
なぜ、粉飾というものがなくならないのか。
そして、粉飾した結果、どのような結末が待っているのか。
どちらも、非常に興味深い内容です。
ライブドア、カネボウ、メディア・リンクスなどの実例から、その辺りの内容について、詳しく書かれています。ニュースを見ていただけでは、なかなかわからなかった裏側の事情や粉飾のスキームなどについて、非常にわかりやすく書かれています。
しかし、監査という仕事は、本当にリスクの大きな仕事であることをあらためて感じました。最近、4大監査法人でも色々と動きがありましたが、これからの監査法人の動向というのも注意深く見ていきたいと思います。
しかし、粉飾というのは麻薬のような魅力がありますが、その副作用は、後々確実に出てきます。このような実例を見ると、本当に怖いですね。
コメントは受け付けていません。