遺言書と遺産分割
名古屋税理士会昭和支部の税理士、日高正樹です。
(愛知県長久手市にある会計事務所です!)
最近、税制改正で「遺言控除」という控除が検討されているというニュースを見かけます。細かい内容は、これからの議論を見ていかないとわからないのですが。
では、お亡くなりになられた方の遺言書があれば、相続人間での問題は発生しなくなるのでしょうか?個人的な考えですが、すべてなくなることはないのではないかと思います。
遺産分割、増えるトラブル…遺言書あっても“骨肉の争い”
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/150724/evt15072415410029-n1.html
遺言書の内容が、相続人全員にとって問題ない内容ならいいのでしょうが、それぞれの考え方や立場が違ってくると、やはり色々な問題点が出てきます。
相続人それぞれの意見も取り込みながら、遺言書の内容を検討していくことが出来ればベストだとは思うのですが、なかなか難しいところもあるかもしれませんね・・・。
ただ、税務的なものだけを優先するのではなく、心情的なものも考慮して作成していくのが、一番の解決策なのではないかと思います。
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