消費税率アップの余波・・・中古車価額の下落
名古屋税理士会昭和支部の税理士、日高正樹です。
(愛知県長久手市にある会計事務所です!)
朝刊で、中古車の販売価額が下落している、というニュースを見かけました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO71087350S4A510C1QM8000/
消費税率がアップする前に、高額な自動車などは買い替えが進んだわけですが、今まで乗っていたクルマは、その後、どうなったのでしょうか?
廃車になることもあるでしょうが、多くの下取りに取られたクルマは中古車市場に出回ってきます。そうすると、中古車がダブついてきますので、徐々に値段が下がってくる、という構図ですね。
さて、この影響は、どこまで続くのでしょうか?
自動車のように買い替えスパンの長い商品の場合、買い替えによって、まとめて中古車市場にクルマが流れこむと、捌けるようになるまでには時間がかかるのではないかと思われます。
そうなると、更に価額が下がるかも・・・?
消費者にとってはありがたい話ですが、販売者側にとっては、死活問題になりかねません。余裕を持ってキャッシュを確保できるように、早めに資金繰りの対策のための手を打っておく方がいいかもしれませんね。
キャッシュは、経営の命綱ですから。
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