駆け込み需要と反動に備える
名古屋税理士会昭和支部の税理士、日高正樹です。
(愛知県長久手市にある会計事務所です!)
お客様をご訪問させていただいていると、消費税の駆け込み需要の影響も多く見受けられるようになってきたような気がします。
4月から消費税率が3%アップすると考えると、5%のうちに買えるものは買ってしまおうと考えるのが消費者心理というものです。
そのために、3月までは発注が多くなることは仕方ありません。
しかし、気をつけたいのは、在庫と資金繰りです。
4月以降は、逆に駆け込み需要の反動で、発注が減少することが考えられます。そうなると大量の在庫を抱えてしまうリスクも出てきます。
そして、在庫の増加と発注の減少による一番おそろしい影響は、資金繰りの悪化です。
4月に向けて、万が一の場合でも対応できるために必要なキャッシュがどれくらいになるのか、一度検討しておくことも必要になってくるでしょうね。
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