医薬品業界の再編
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
先日、本屋さんで面白い本を見つけました。
溝上 幸伸
実は私、大学を卒業してから3年ちょっと、ある製薬会社にてMRとして営業をしておりました。出来のいい社員とは決して言えませんでしたが、今では、いい経験をさせていただいたと思っております。
さて、それから10年近く経ちました。
私の知っている業界とは、かなり変わったようです。
国内では、業界再編がかなり進んでいるようです。
実際、私の勤務していた会社もM&Aで社名が変わっていました。
そして、最近、よく耳にする「ジェネリック医薬品」。
私の勤務時代は、「ゾロ」と呼ばれていました。
名前の由来は・・・怪傑ゾロではありません(笑)。
ゾロゾロと似たような薬が出てくるから、こう呼ばれていたのです。
結局、自社開発せずに他社が開発した商品のコピーを安く売る、そういう薬です。医薬品は、開発するのに膨大な時間や資金がかかります。一番コストのかかる所を省略するメーカー、通称「ゾロメーカー」と呼ばれていました。
最近は、様々な広告媒体でのイメージ戦略などでPRしているようです。この本にも、そのあたりが書かれていて、なかなか参考になりました。
そして、また業界のM&Aの記事を見かけました。
http://www.asahi.com/business/topics/OSK200701190005.html
厳しい業界であるのは間違いないですね。
これからの業界再編の推移にも要注目です。
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