相続税増税は見送り？

　名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。

　（名古屋市千種区にある会計事務所です！）

　そろそろ、平成２４年度税制改正の話題がメディアにも出てくるようになってきました。年末の税制改正大綱の発表時にどのようにまとまるのかは、まだまだ予断を許しませんが。

　その中でも、先日、相続税についての報道を見かけました。

相続税　：　政府税調、見送り検討（毎日ｊｐより）

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111116ddm002010094000c.html

　平成２３年度税制改正大綱では明記されていた相続税の増税ですが、東日本大震災や、いわゆる「ねじれ国会」の影響で、成立しないまま、ここまで来ています。

　果たして、今回の税制改正で、どう扱われるかと思っていたのですが、どうやら見送られる方向で話が進んでいるようですね。

　しかし、日本の国家財政の財源が苦しいことには変わりありませんので、どこかで増税項目の埋め合わせが出てくることは間違いないでしょう。

　税制改正については、これからの報道にも要注目ですね。

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