ゼロ金利解除
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
14日、日銀が、とうとうゼロ金利解除を決定しました。
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt37/20060714AS2C1400A14072006.html
これを受けて、預金利息の利率も上昇するようです。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060716AT2C1406014072006.html
新聞記事を読んで、「預金金利100倍に」とあったので、何をトチ狂ったのかと思っていましたが、普通預金の金利が、今まで“0.001%” だったものが “0.1%” になったということだけなんですね。
そんなもの、私の預金には関係ありません。
残高が少ないので、どうせ利息はつきませんので(泣)。
それよりも問題になるのは、今、金融機関から変動金利で借り入れをしている場合でしょう。さすがに金利が100倍にはならないでしょうが、間違いなく金利は上昇してくるはずです。
更に恐ろしい予想は、この金利上昇によって、国債の金利が上昇し、国の財政が圧迫された結果、増税されるというパターンでしょうか?
金利上昇によって企業の業績が悪くなれば、国の税収も当然下がりますしね。
一番タイムリーな増税方法は、消費税率のアップでしょうか?
このゼロ金利解除、ほんの少し預金利息が増える代償は、とてつもなく大きいかもしれません。
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