東日本大震災 自衛隊救援活動日誌 東北地方太平洋沖地震の現場から
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
(名古屋市千種区にある会計事務所です!)
先日、この本を読み終わりました。
感じることが多い内容でした。
- 自衛隊救援活動日誌 東北地方太平洋地震の現場から/須藤 彰
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この本の著者は、自衛隊東北方面総監部政策補佐官という職に就かれている方です。
このポストは、現場と本省との間で、本省の「ニュアンス」や「行間」を現場に説明し、現場の「におい」や「雰囲気」を本省に伝える、いわば「接着剤」のような仕事をするとのことです。
この本は、その方が、東日本大震災の救援活動における自衛隊や米国海兵隊などの活動を現場の視点から記録している日誌なのですが、現場では、このようなことが起こっていたのか、ということがまざまざと描かれています。
書体が深刻な書き方ではないのですが、現場の方が本当に一生懸命に救援活動や支援活動をしていることが、ひしひしと伝わってきます。
本当に感謝の一言に尽きます。
しかし、その反面、こんな非常時でも縦割り行政の弊害をさらけ出している自治体、9時から5時までしか仕事をしない自治体職員なども多く見られるという、現場での感想には、本当に衝撃を受けました。
一番ショックだったのは、「罹災証明をもらおうと住民が窓口に行列をつくっている中、それを横目に隣の窓口で、カレーの匂いをぷんぷんさせながら、平然と昼食を食べている職員もいます」(P131より抜粋)という箇所でした。
新聞やテレビが報じない現場の一面が見えてくる本だと思います。
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