法人税減税 5%引き下げは見送り?
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
(名古屋市千種区にある会計事務所です!)
政府税制調査会による税制改正論議が進んでいるようですが、議論の内容を見ていると、なんだかよく理解できないことが多くあります。特に今年は、酷いような気が個人的にしてなりません。
今回気になったのは、法人税減税の目玉だった5%引き下げの見送りです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2010120102000038.html
そもそも、この減税は、外国からの企業誘致をスムーズに行なうため、というのが理由の一つだったと思うのですが、これではその目的は達成できなくなりそうです。
その反面、繰越欠損金の扱いや役員給与の給与所得控除の問題などは、増税方向で進められているようです。これでは、完全に増税路線一直線に向かっていると言われても仕方ないでしょう。
なんでもかんでも財源のため増税する、というのは簡単でしょうが、ムダを切り詰めれば予算は出てくる、と選挙前に言っていたのは現政権与党のはずです。それが実現できなかった、ということになれば、今さらながら、マニフェストって何だったんだろう、と思わざるを得ません。
果たして、これからどうなるのか、注意していきたいと思います。
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