給与所得控除 年収2000万円超の所得制限へ?
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
(名古屋市千種区にある会計事務所です!)
税制改正に関するニュースが、毎日、次々と出てきています。
この時期は、早期の情報収集がモノを言う時です。
その分、対策も早めに検討することが出来ますからね。
さて、今回の記事は、給与所得控除について。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20101103-OYT1T00003.htm
給与所得控除において、年収2000万円超の所得制限を検討しているとのことです。先日の配偶者控除の件もそうですが、高額所得者に対する狙い撃ち増税策と言えるでしょう。
給与所得控除は、現行では天井なしの計算方法となっています。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1410.htm
給与等の収入金額が1000万円を超える場合、給与所得控除額は以下の算式で計算されます。
給与所得控除額 = 収入金額× 5% + 1,700,000円
要するに、収入金額が増えれば増えるほど、給与所得控除額も増える仕組みだったわけです。この仕組みが、事業所得者などと比較して不公平ではないか、という議論は以前からありました。
今回は、その点について見直しが検討されているようです。
最終的に、どのような形で落ち着くのか、情報を収集しながら、推移を見守っていきたいと思います。
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