会計参与制度と銀行融資
28日の日本経済新聞に東京三菱銀行の中小企業融資に関するニュースが掲載されていました。
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt32/20051027AS2Y2700F27102005.html
この記事によりますと、東京三菱銀行が来年5月をメドに、担保も経営者個人の保証も求めない中小企業向けの融資を導入する方針を決めたとのことです。
来年5月をメドというのは、すなわち改正された会社法の施行予定が5月だということでしょう。
新しい会社法の新しい制度の1つに「会計参与制度」というものがあり、これを利用していくということだと思われます。
しかし、この記事を見て驚いたのは、大手税理士団体、TKC全国会の税理士や会計士とともに決算書を作っていることが融資の条件になる、ということでした。
ということは、TKC全国会に入っていない(私を含む)税理士が、顧問をしているお客様については、東京三菱銀行はこの融資については門前払いということなのですね。よく考えてみると、これって・・・。
この記事を読んだ後、自分の仕事を無視されたようで、少しスッキリしない気分になりました。
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