消費税率アップ？

最近、税制改正についての話題がマスコミを賑わせています。

こちらは消費税についての日本経済新聞の記事です。

小泉首相は、「私の任期中は消費税率は上げない」とずっと話していました。この裏を取れば、任期が切れれば消費税率は上がるということなのだろうな、とは思っていたのですが・・・。

消費税率アップのための下準備は着々と進んでいます。

平成１６年４月から消費税の総額表示がスタートしています。現在、店頭での商品の値札の価格表示は全て消費税込みで表示されているはずです。

この状態で消費税率が上がればどうなるかといいますと、店頭での商品の値段が上がるだけです。消費税込みの金額で店頭に商品が陳列されるため、それほど消費税について気にはならない代わりに、小売店が値上げしたように見えるという、いわば「総額表示マジック」です。

この総額表示について財務省が

と当時から解説していました。

さすがに、将来の消費税率アップのためですとは書いてありませんが・・・。

自民党が今年度の衆議院選挙で圧勝したため、もう消費税率の引上げは避けられないでしょう。

でも果たして何％になるのでしょうか？

日本経済新聞の記事によれば

予定としては、１０％から１５％あたりなのでしょうか・・・。高いですねえ・・・。

消費税のみではなく、これからの税制改正の行方に注目して、対策を練っておく必要は避けられないと思われます。これからの報道に注目して、更に勉強していきたいと思います。

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名古屋税理士|愛知県長久手市の日高正樹税理士事務所