東京証券取引所 黄金株を容認
今日はずっと雪が降っています。
こんな日は外出もままならないため、家で年賀状などを作成していました。
さて、先日、黄金株について新しい記事が掲載されていました。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20051217ib01.htm
今までは、原則、東京証券取引所は黄金株を認めないとしていたのですが、取締役の過半数の選任や解任などに関し、株主総会決議で拒否権を行使できるような保身的な黄金株は認めないが、発行目的などが株主や投資者の利益を侵害しないものは容認し、黄金株を一律禁止しないことを明示する方向とのことです。
東京証券取引所と政財界での考え方がぶつかり合い、溝が深まっていたため、どのような結末になるのかと注目していたのですが、東京証券取引所が妥協して歩み寄ったような形で決着しそうな形です。
最近はジェイコム株の誤発注問題などで、システム上のトラブルが多く発生している東京証券取引所ですが、金融庁から業務改善命令も受けていました。
http://www.asahi.com/business/update/1214/108.html
足元に問題や弱みが多くて、あまり強気に出れなかったのかな・・・、というのは考えすぎでしょうか?
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