税金を納めている人=年金を納めている人?
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
今朝の朝刊の1面の記事を見て唸りました。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007062402026722.html
年金の領収書などの支払証拠がない方の年金給付の判断基準に、税金や雇用保険の滞納がないかどうかを使うかもしれないとの記事でした。
税金と雇用保険の滞納と年金の支払状況?
それって関係あるんでしょうか・・・。
税金と雇用保険を滞納していないような立派な人は、年金も納めているはずだ!ということでしょうか。かなり乱暴な話のような気もしますが・・・。
雇用保険というキーワードから1つ考えられるのは、その人が勤務しているかどうか、ということでしょうか?雇用保険は、事業主、すなわち人を雇用している人(会社)が支払うわけです。この滞納がないということは、すなわち勤務先がキッチリと税金も雇用保険も納めている、ということなのでしょうね。
そのような勤務先に勤めている人は、税金も雇用保険も厚生年金もキッチリ給料から天引きされているから、ちゃんと年金も納めているはずだ、と。
でも、例えば、勤務先が、資金繰りが苦しくて、給料から天引きした税金や雇用保険を、役所に納めていなかったらどうなるんでしょうね。それは、勤めている人の責任ではないと思うのですが・・・。
あとは、私のような自営業者の判断材料はどうなるんでしょうか?
うーん・・・。
明日が第三者機関の初会合だそうです。
これからの記事に注目していきたいと思います。
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