申告漏れ報道に思う
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
先日、ある歌舞伎俳優さんの申告漏れの記事を見かけました。
http://www.daily.co.jp/gossip/2007/05/21/0000345779.shtml
しかし、この記事をよく読むと、金額について報道は間違えている、とおっしゃられているようです。内容も、申告漏れではなく、見解の相違だとおっしゃっているようです。
果たして、どちらが正しいのでしょうか?
まさか、修正申告書を見せてもらうわけにはいかないでしょうから・・・。
確か、ちょっと前には、ある落語家さんの申告漏れ記事もありました。
いつも、このような記事を見かけて疑問に思うのは、一体、このような報道の情報源はどこなんだろう、ということです。まあ、心当たりは1つしかありませんが(笑)。
しかし、この個人情報保護が叫ばれている状況で、申告漏れ金額などを報道機関がキッチリ合わせて発表する、というのはどういうことなんでしょうね。要するに、リークする情報源は1つしかない、ということなんでしょうが、一体どのような根拠で発表しているのか、少し知りたい気がします。
そして、その内容が、今回のように本人の考えとは違っていても、全ての報道機関ではもはや報道されてしまっているわけです。そこまで報道されれば、もはや読者や視聴者は真実なんだろう、と思ってしまうかもしれませんよね。
少し怖いような気もしないではありません。
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