名古屋地方裁判所 判決傍聴
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
17日は、名古屋地裁へ出かけました。
以前から傍聴していた裁判の判決が、今日出るためです。
そして、とうとう判決が下りました。
http://www.asahi.com/national/update/0517/NGY200705170006.html
原告の請求は棄却・・・。
うーむ・・・。
この裁判は、簡単にいうと、納税者と名古屋市が、国(税務当局)を相手に訴えたものでした。納税者にしてみれば、規定どおりに手続きをしたのに、役所の手続きの不手際で損害を被っているわけです。とうてい納得は出来ないだろうなぁ、と思いながら今まで傍聴していました。
今回、国ではなく名古屋市の方に誤りがあったという判決が下ったわけです。ある意味、責任の所在がハッキリした、と言えるかもしれません。
しかし、「書類は、市が事前に建築許可申請書や家屋の設計図を用意した架空のもの」だった、というのはどうなんでしょうかね。「架空のもの」を作ってまで、市の職員が処理するものなのでしょうか・・・。
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