改正雇用保険法 成立
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
19日、やっと改正雇用保険法が成立しました。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070419i307.htm?from=main3
本当は、3月中に成立しているはずだったのですが、ある「事件」のために、ここまで延びてしまいました。その「事件」は、厚生労働省の書類のミスが原因でした。
元々は、この法案についての書類を、厚生労働省が28日に配布した時に「29日に成立した」と書いたのが原因でした。そんなこと書いたら、まさしく出来レースの国会軽視。議員の方が怒るのも当然でしょう。
しかし、これは業務に直撃する問題なのです。
おかげで、成立は4月19日でも雇用保険料は4月分から遡って変更。
保険料の納付期限は、6月に延期されました。
要するに、今年の業務サイクルが根本から変わってしまったのです。単なる厚生労働省の書類のミスが、日本全国の雇用保険料の関係者に負担がかかることになってしまったのです。
先日も、知人の社会保険労務士の方が、「今年の業務はどうなるんだろう・・・」とボヤいていました。これだけ影響を与えた大元の責任者は、どう責任を取ってくれるんでしょうか?
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007040602006492.html
こんなものなのでしょうか?
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