貸出金利息 15億円取り過ぎ
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
ある銀行のニュースを見て、驚きました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2007041000888
貸付金利息を15億2300万円取りすぎていたそうです。
しかも、2001年4月以前の話だそうです。
6年前の話ということになるのでしょうか。
なんで今さら・・・という気もするのですが。
利息を多く取られていた顧客としては冗談ではないですね。
銀行としては、貸付金利息は収入。
お金を借りていた顧客としては利息は経費。
ということは・・・。
銀行は、当時の決算書上、収入を15億円近く多く計上していたということですよね。借りていた顧客としては、決算書上、費用を多く計上していた(というか、させられた)。
これを正しい数字にした場合の税金は・・・。
ひょっとして、この辺りの時効も考えて・・・?
あくまで推測ですが。
しかし、怖い話ですね。コンピュータが印字した書類は正しいと思ってしまいますが、やはり自分でもチェックしないといけないということなのでしょうか?そこまで信用できなくなると、ほとんど何も信じられなくなってしまいますね・・・。
コメントは受け付けていません。