総裁選と消費税
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
自民党の総裁選がいよいよ近づいてきました。
先日は、谷垣禎一財務相が総裁選への出馬を発表されました。
そのため、最近よくテレビで見かけます。
さて、今日のニュースで谷垣大臣の発言が掲載されていました。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060728AT3S2800D28072006.html
消費税をアップするけど2段階でね、ということのようです。
これは、きっと誰かが言いだすのだろうとは思っていたのですが・・・。
私的には全然嬉しくありません。
商売をされていらっしゃる方と、私のような消費税の申告を請け負わせていただくものにとっては、はっきり言って負担が大きくなります。
まず商売をされていらっしゃる方は、レジのシステムを税率アップ時に切り替えなければいけません。段階的にすれば、2回必要ですね。
次に、消費税申告時には、売上と経費について、消費税率を全てチェックしなければいけません。3%から5%に消費税率が上がった時は、しばらく割賦販売やリース料について3%分が残っていたため、非常に難儀した記憶があります。
あの悪夢が再び蘇るのか・・・。
しかも2段階で・・・。
報道では、谷垣総理の目は少ないようですが、この消費税アップ法が論議によって主流になる可能性もあるかもしれません。次期総裁の任期中には消費税アップは避けられないようですから、要チェックポイントの1つとして、見届けていきたいと思います。
でも、一庶民としては、消費税アップは勘弁して欲しいですね。
これが一番の本音です・・・。
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