カネボウ粉飾事件のこれから

金融庁は公認会計士に対する規制強化を検討し始めたようです。

http://www.asahi.com/business/update/1005/094.html

今回のカネボウ粉飾事件に関連しての対応策と思われますが、内容としては同じ監査先に同じ監査担当者が連続して監査できる期間を7年から5年に変更することや監査法人の交代制度などが検討されているようです。

今回の事件は逮捕者が出るなど会計業界に与えた衝撃が大きかったため、今後どのような流れになるのか注意深く今後の動向を見守りたいと思います。

また、今まで中央青山監査法人に監査を受けていた顧問先もこれからどうするのかが問題になってきます。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051004i501.htm

監査法人を変えるには株主総会の決議が必要ですので、すぐに変更というわけにはいきません。今までのしがらみもあるでしょうが、信用問題もありますし、果たしてどうするのでしょうか。

実際、もう変更したところもあるようですね。既定路線とのことですが・・・。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051005AT2Y0500205102005.html

変更が続くようだと経営問題も大きくなると思われます。これからの動向にも注目したいと思います。