日本と韓国に見るプロセスと結末
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
18日は、サッカー日本代表のクロアチア戦でした。
残念というか必然というか、スコアレスドローで終わってしまいました。
発表されたシステムとスタメンは、前日までに報道されたままそのもの。
このチームに情報戦というものは存在しないのでしょうか?
パスを回しているだけでは点は入りません。
ゴール前でフリーでボールもらってもシュートが決めれないFWの存在価値はどこにあるのでしょうか?
http://germany2006.nikkansports.com/paper/p-sc-tp4-20060619-0029.html
勝てなかった理由を、試合時間がTV局の都合で昼だったから、などと言っている監督は今まで対策を何も考えていなかったのでしょうか?
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=japansoccer&a=20060619-00000778-reu-spo
これでは勝てないのは必然でしょう。
前監督の遺産を食い潰すだけの空白の4年間だったということです。
現監督の交代論は、アジア予選の頃から出ていました。
しかし、アジアカップの優勝など、運の要素が多い勝利でかろうじて結果を残していたために、結局交代には至りませんでした。
そして、最終目的であるはずのW杯での苦戦・・・。
対して、同じ日に行なわれた韓国対フランスでは1対1のドローでした。
これで韓国は、1勝1分。
今までの対戦国を見ると非常に順調といえるでしょう。
韓国はアジア予選では、かなり苦戦していました。
前回のW杯終了後、監督は、ウンベルト・コエリョ、ジョー・ボンフレールと交代を重ね、最終的にはW杯の8ヶ月前にオランダ人のディック・アドフォカートを監督に迎えました。
2002年大会の監督だったオランダ人監督ヒディング(現オーストラリア代表監督)と同じ路線に修正することで、問題点の解決を図ったようです。
そして、これが今のところ大正解と出ているようです。
現状に問題点があることがわかれば、最終目的のためには手段を選ばず改善する。これはビジネスにも通用する理論だと思います。
日本はサッカー界の神を監督に迎えることができたということだけで、責任者が舞い上がっていたのではないでしょうか?神と手(契約)を切ることによって受けるマイナスより、W杯の結果の方が軽かった、ということなのでしょうかね。
そんな現状を見ていると脱力感でいっぱいです。
次の監督は、いったい誰なんでしょうか・・・。
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