ワールドカップと商品価値
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
15日にW杯のサッカー日本代表が発表されました。
注目のFW選考では、本命とされていた久保選手が外れ、私もTVの前で驚きの声を上げてしまいました。
しかし、その瞬間、悲鳴を上げた方もいたようです。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060516-OHT1T00010.htm
それは、久保選手とスパイクの使用契約を結んでいたディアドラ社です。
億単位の予算を注ぎ込んで、久保選手のW杯に備えていたとのことですが、今回の落選で全て水の泡。せっかくの宣伝活動の機会だったのにさぞかし残念だったでしょうね。
やはり何事もフタを開けてみないとわかりませんね・・・。
ああ恐ろしや、ジーコサプライズ・・・。
W杯は、メディアの注目度が他の大会と比べると断然大きくなります。
各国の代表選手は、全世界から注目されている大会で、いいプレーをすることで自分の商品価値を上げていきます。
そして、大会後、活躍して商品価値が上がった選手は、現在所属しているクラブから更なるビッグクラブへの移籍の足がかりを作ることが出来ます。そして自らの年俸も更にアップが見込めるはずです。
そういう意味では、自分をアピールすることだけのためにプレーする選手もいるかもしれません。
いや、過去にそんな選手が実際いました・・・。誰とはいいませんが。
しかし、そんな選手ばかりでは、恐らくそのチームは勝ち上がれず、注目も浴びずに敗退していくことになります。それでは全世界に実力をアピール出来ません。
まず、チームの勝利、そして個人の実力のアピールによって、選手の商品価値は更に上がっていきます。
今回の日本代表の中にも、今大会でブレイクしてくれる選手がいるといいのですが・・・。
W杯の試合で、全く知らない国が対戦しているカードでも、注目されていない無名の選手がムチャクチャ上手かったりするのを見つけると、ワクワクします。
そういう驚きと喜びがあるので私は日本代表以外の試合も見てしまうのです。
そして、大会期間中、寝不足が進んでいくのですが(笑)。
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