子ども手当・・・この時期に迷走中
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
税制改正大綱が出なくてイライラしている時に、こんなニュースを見てひっくり返ってしまいました。
<日テレNEWS24より>
『子ども手当所得制限「目安は1憶円」財務相』
http://news24.jp/articles/2009/12/17/06149946.html
民主党のマニュフェストの柱である、「子ども手当」に所得制限を、ということを民主党(の幹事長)が提出した要望書を受けての発言だと思うのですが、この1憶円っていうのは何なんでしょうね?
一体、全世帯の何%がこれだけの所得があるのか、財務大臣という立場の方ならばわかっていての発言なんでしょうね。是非、説明してもらいたいものですが・・・。
そして、連立を組んでいる政党からはこんな意見も出ているようです。
<時事通信より>
『所得制限なら扶養控除維持を=子ども手当-社・国』
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009121700976
これだと話が、完全に逆戻りになってしまう可能性もありますよね。
ここまで議論がまとまらないのなら、いっそ今回の税制改正では、「子ども手当」は先送りにして、現状の扶養控除を維持していく方がいいのではないかと思えてきます。議論がまとまらずに、中途半端な形で導入したものでも、一度決まってしまえば、それ以降は続けなければいけないわけですから・・・。
そして、「最後は私が決める」と言いながら、全く決断力のない首相は、また海外に行ってしまいました。一時が万事先送りの様相ですが、本当に税制改正大綱は来週には発表されるのでしょうか?
まさか、「越年」ということは・・・。
そうなったら、呆れて笑うしかありませんがね。
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