定額給付金・・・で、目的はなんでしたっけ?
名古屋税理士会千種支部の税理士、日高正樹です。
朝から定額給付金のニュースをチェックしていたのですが、まさしく迷走していますね。
まず、朝刊で見たのは、この記事です。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081107AT3S0601Q06112008.html
基本的に所得制限なしで、高額所得者に自分で辞退してもらう、とのことです。読めば読むほど、なんじゃそりゃ、と思わざるを得ない方法だと私は感じましたが・・・。
どうやら同じ事を感じた人が、閣僚の中にもいたようで・・・。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081107NT000Y74007112008.html
「高額所得者が受け取りを辞退するというのは制度ではなく、あり得ない」、とのことですが・・・。これって事前に打ち合わせとかせずに、皆さん、思いつきで話をしているのでしょうか?
なんだか話がゴチャゴチャになっているような気がしていたところ・・・。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081107AT3S0701Y07112008.html
1人あたり12000円を支給する方向で最終調整に入ったようです。そして、65歳以上の高齢者と18歳以下の子どものいる世帯には1人あたり8000円を上乗せする方針とのことです。
そして、肝心の所得制限ですが、現時点では、2000万円前後以上の高額所得者を支給対象から外す案が出てきているようです。
しかし、一日で、ここまで情報が錯綜している状況というのは一体なんなんでしょうか?元々、内需拡大のための経済政策という名目だったと思いますが、ここまでその方法が迷走しているのを見ていると、やはり選挙対策のためでしかないのか、と思わざるを得ません。
これでは、まさしく不安のバラマキ政策、ですね。
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